北陸は子育てがしやすい環境が整っており、乳幼児から大学生まで、保育も教育も充実しています。
待機児童が少なく、北陸三県いずれもゼロ※1。子供が預けやすく、仕事をしていても復帰しやすい環境といえます。
共働き家庭が多数あることから保育所への預け入れが多いですが、幼稚園での教育も充実しており教員一人当たりの在園者数は福井で全国最小の47位となっています(富山38位、石川37位※2)。
※1 三県いずれも「0」。厚生労働省|「保育所等関連状況取りまとめ(平成 29 年4月1日)」より
※2 福井県7.04人、富山県9.34人、石川県9.67人。統計でみる都道府県のすがた2018より抜粋
三県いずれも高い学力を誇り、全国学力テスト(公立校の小学6年生・中学3年生対象)では石川県1位、福井県2位、富山県4位※1と上位を独占しています。
小学生では石川県が1位で福井県が3位、中学生では福井が1位で石川が2位になり、富山県はいずれも4位※2と微妙な差異はありますが、三県を通して学力が高いと言えます。
それを反映してか、中学校卒業者の進学率は全国トップクラスで石川1位、福井3位、富山5位※3となっています。
※1 正答率が石川県66.8%、福井県65.8%、富山県64.9%。文部科学省「全国的な学力調査」2018より
※2 小学生正答率が石川県66.0%、福井県63.8%、富山県63.4%。中学生正答率が福井県67.8%、石川県67.6%、富山県66.4%。文部科学省「全国的な学力調査」2018より
※3 石川県98.9%、福井県98.5%、富山県98.4%。統計でみる都道府県のすがた2018より抜粋
全国学力テストの正答率
文部科学省 平成30年度「全国的な学力調査」(全国学力・学習状況調査等)
石川に12、富山に5、福井に5の大学があり、学部も多彩。進路や志望に合わせた選択が可能です。
とりわけ石川県は人口10万人あたりの大学数が1.04校と全国2位※です。
※統計でみる都道府県のすがた2018より抜粋
三県ともに県庁所在地を中心に医療機関が充実しており、人口10万人当たりの「一般病院数」は全国平均を上回っています※1。それもあってか平均年齢も全国平均を上回り、特に福井男性は3位、女性6位※2となっています。
また子育て層には、各市町村で乳幼児医療費控除や子ども医療費助成の制度があるので安心です。
※1 全国平均5.8に対し、富山県8.3、福井県7.6、石川県7.3。統計でみる都道府県のすがた2018より抜粋
※2 全国平均は男性79.55歳に対し福井県80.47歳、石川・富山両県は79.71歳で17位。女性86.30歳に対し福井県86.94歳、石川・富山両県は86.75歳で10位。統計でみる都道府県のすがた2018より抜粋
『全47都道府県幸福度ランキング2018年版』(一般財団法人 日本総合研究所編)で、北陸三県いずれも総合ランキングでトップ5に入り、特に福井は3回連続で1位に輝いています。石川4位、富山5位と、北陸三県でいずれもトップクラス。北陸は「日本一の幸福度」を誇る地域といえるでしょう。
幸福度ランキング上位指標 | 順位 |
---|---|
インターンシップ実施率 | 1位 |
生活保護受給率(低さ) | 1位 |
待機児童率(低さ) | 1位 |
道路整備率 | 1位 |
高齢者ボランティア活動者比率 | 2位 |
正規雇用者比率 | 2位 |
大卒者進路未定者率(低さ) | 3位 |
勤労者世帯可処分所得 | 3位 |
不登校児童生徒率(低さ) | 3位 |
若者完全失業率(低さ) | 3位 |
学力 | 4位 |
スポーツの活動時間 | 4位 |
幸福度ランキング上位指標 | 順位 |
---|---|
待機児童率(低さ) | 1位 |
学力 | 2位 |
常設映画館数 | 2位 |
インターンシップ実施率 | 3位 |
女性の労働力人口比率 | 3位 |
市民農園面積 | 3位 |
道路整備率 | 3位 |
自主防災組織活動カバー率 | 4位 |
生活保護受給率(低さ) | 5位 |
若者完全失業率(低さ) | 5位 |
子どもの運動能力 | 6位 |
幸福度ランキング上位指標 | 順位 |
---|---|
学力 | 1位 |
子どもの運動能力 | 1位 |
社会教育学級・講座数 | 1位 |
社会教育費 | 1位 |
女性の労働力人口比率 | 1位 |
待機児童率(低さ) | 1位 |
大卒者進路未定者率(低さ) | 1位 |
インターンシップ実施率 | 2位 |
生活保護受給率(低さ) | 3位 |
正規雇用者比率 | 3位 |
一人暮らし高齢者率(低さ) | 3位 |